応急処置、冷やす?温める?

花のある町、花小金井のカイロプラクティック、C’s chiropracticの塩崎です。

怪我をしてしまった場合、応急処置が不可欠です。応急処置をしない、または誤った応急処置をしてしまうと、治癒のプロセスを劇的に遅くします。治癒のプロセスを促すためにできることを以下のことを覚えておいて下さい。

応急処置の「R.I.C.E.」

「R.I.C.E.」の手順を覚えておくと関節や筋肉の応急処置に大いに役立ちます。これはRest(安静にする)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫する)、Elevation(挙上する)の略です。筋肉や関節の損傷直後に、この4つの手順を実行する必要があります。

「安静にする」

負傷した箇所を休め安静にすると、ストレスと緊張が軽減され、さらに怪我をしたり、怪我を悪化させる可能性が低くなります。怪我をしたら、すぐに怪我をした箇所を使うのをやめてください。

「冷やす」

アイスバッグなどで負傷した関節や筋肉を冷やすと、その箇所への血流が遅くなり、腫れや出血が減少します。

「圧迫する」

圧迫することで、腫れを軽減し、損傷した組織をさらにサポートします。

「挙上する」

負傷した身体部分が心臓の高さよりも上に上がると、その領域への血流が減ります。血流が減ると腫れが減ります。

「温める」と「冷やす」のどちらを使用するか。

「温める」のも「冷やす」のも、どちらも怪我の後の回復にとって重要な要素ですが、どちらを使用するか、どのように最大の利益を得るかを理解することが重要です。「温める」と「冷やす」のどちらを適用するかを検討する際には、次の一般的なルールを覚えておいてください。

「冷やす」

怪我をしてから72時間以内のケアでは「冷やす」ことが最初の選択肢です。身体の負傷した部位に直接氷やアイスパックを当てたりせずに、氷やアイスパックをタオルで巻いて冷却させます。氷やアイスパックは20分当てて冷やしたら40分ほど休ませます。この繰り返しを1日あたり3〜5回繰り返します。一度に30分以上冷やし続けないでください。

「温める」

怪我をしてから72時間以降や慢性的な痛みのある箇所は「温める」ことが良いです。「温める」ことで血管を拡張し、より多くの血液をその領域に送り込み、血液の循環を促進させます。温めたジェルパック、ホットタオル、ホットバス、ホットシャワー、ジェットバス、スチームサウナ、などで温めます。

誰かが怪我をしてしまって、応急処置が必要なときはぜひ思い出してください。

そしてより健康な状態を保つために、これからの健康のために、

定期的なカイロプラクティックケアを受けましょう。

7月は通常通り日曜休みとなります。

7月17日(月・祝)はお休みさせて頂きます。

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