正しく怪我なく運動する①

花のある町、花小金井のカイロプラクティック、C’s chiropracticの塩崎です。

子供のうちから、運動やトレーニングを行うことも珍しくありません。しかし、子供たちの身体はまだ成長中です。子供が運動やトレーニングによる怪我などを避けるために、子供自身も大人たちも、正しい方法、および間違った方法を理解しておくことが重要です。

親が、自分の子供に、子供のうちから運動やトレーニングを始めさせる場合も増えてきています。子供自身のナンバーワンになりたいという願望、そして親の我が子をナンバーワンにしたいという願望は、時に、不適切なトレーニング、オーバートレーニングなどという形で、怪我のリスクを引き寄せたり、逆に身体にマイナスになってしまう可能性があります。

好きなアスリートのようになろうと、子供たちは雑誌やネットから情報を仕入れ、彼らがやっているようなハードなトレーニングを開始してしまう場合もあります。しかし残念ながら、子供たちの身体は、通常このレベルのトレーニングの準備ができておらず、筋肉や骨などに過度な負担となり、そのままトレーニングを続けたり、その負担をそのまま放置していると、深刻な怪我を引き起こす可能性があります。子供たちが犯す可能性のあるトレーニングの間違いと、その安全で効果的な代替策を見てみましょう。

1:すぐにウェイトトレーニングを開始する

怪我とパフォーマンスの低下の原因は、不適切なウェイトトレーニングかもしれません。ウェイトトレーニングの導入が早すぎると、成長の骨に異常なストレスがかかり、怪我のリスクが大幅に高まります。子供の身体はまだ弱く、特に十代前半から十代前半の子供は成長期であるため、特に激しい反復運動に対して脆弱です。

また、筋力が弱い子供の段階でウエイトトレーニングをしようとすると、決められたレップ数またはセット数など「量」を重視するあまり、適切なフォームで行うという「質」を無視しがちになります。

なので、ウェイトトレーニングではなく、自分の体重を利用して、より強く、より安全で、より効果的に行える自重トレーニングを行います。自重トレーニングは、スタミナ、筋力、パワー、スピードを強化する基本的なトレーニング方法です。

まずは、腕立て伏せ、腹筋、懸垂、スクワット、ランジなどを行ってみましょう。

2:柔軟性と安定性を無視する

運動前と運動後のストレッチの欠如は、不必要な怪我の原因となります。大人もこの重要な要素を無視する人が多いですが、子供にとってはさらに深刻です。パフォーマンス向上と身体の回復を最大化するためには、運動の前後にしっかりとストレッチをする必要があります。

運動の前には動的ストレッチを行って、運動をする準備をすることで、パフォーマンスを向上させ、怪我のリスクを軽減させるようにします。足振りや、腕をぐるぐる回したり、反動を利用したストレッチを行い身体を温めます。

運動後には静的ストレッチをして、筋肉の疲労を取り除いてあげましょう。筋肉を伸ばして数十秒キープするストレッチが静的ストレッチです。運動で使って疲れた筋肉をしっかりと緩め、クールダウンしてあげましょう。運動やトレーニングの前後にきちんとストレッチをすることで、怪我の発生を大幅に防ぐことができます。

運動やトレーニングする際に、適切な知識を持てば、怪我のリスクは減らすことができます。

そしてより健康な状態を保つために、これからの健康のために、定期的なカイロプラクティックケアを受けましょう。

6月は通常通り日曜休みとなります。

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